ひとりごと★フーレセラピーアカデミー校長の徒然日記 >  受講体験記 >  夏 英子さん

夏 英子さん:2008-02-02 17:35

現代とは一体なんでしょう。“温故知新”という言葉があります。

現代人が失っているもの、人々がいま最も求めているもの。

心身の癒しや勇気と励まし、やさしさに満ち溢れている言葉があります。

人は心が病むと身体が病み、身体が病むと心が病みます。

心と身体の健康はセットなのです。

先人の言葉には貴重な体験の足跡がしるされています。

美しい心と生き方を学ぶことができます。

ここでは私の好きな心を打つ言葉を並べてみました。

  『初心忘るべからず』

初心とは物事にまだ慣れない初々しい心。学校に入ったばかりの新入生、

会社へ就職したばかりの新入社員のときの不安からくる謙虚なへりくだりの

心と恥じらいの心。

ところが、毎日同じような生活を繰り返しているうちに、人は早く初心を忘れて

しまいます。自動車の運転も覚えたての頃のほうが事故がない。なれてきた

時が危ないと、父からは呪文のように良く聞かされました。

母には日ごろ、初心を忘れないことはとても貴重で、一生涯が初心であると

いうことを忘れないことは、美しい人間の花を咲かせる種子というようなことを

聞かされます。

  『聞く耳を持つ』

経営の神様として世界的にも知られた松下幸之助さん。私も尊敬しています。

はっきりと自分や個人の知恵には限りがある事を知っていて、決してワンマン

ではなく、他人の知恵を借りる側面もあり、だからといって他人の意見に左右

されてもいけない、聞くべき主旨を押さえるのが難しいといっています。

自主性を持って他人の意見を取り上げ、耳を傾けるということでしょうか。

そして実践していく姿はすばらしいですね。

現代は健康ブームです。

入江先生お勧めの、貝原益軒の『養生訓』を拝読しました。

この本を亡き父に読ませてあげたかったと私は何度もため息が出ました。

人間は上手に生きれば健康で長寿でいられる。

不摂生による短命は自身の過失だと記されています。

私事で恐縮ですが、ここで父の話をさせてください。

父は私、私たち家族にとって人生の大親友でした。

誰よりも純粋無垢でちゃめっけ、ユーモアたっぷり、ジョークも楽しさ

極まりなく、仕事も超一流の真面目、一生懸命生きている、土の香り、

泥の匂いのする懐かしい故郷の雰囲気いっぱいあふれた、一緒にいる

だけで周囲をいつの間にか幸せにする人だったのです。

そして幼少の父は、早くに父親を亡くし、葬儀費用もなくお寺でやさしい

和尚さんに火葬をしてもらった話はとてもリアルでした。

貧しくてほとんど学校へは行けずじまいだったのですが、人の道というも

のを時には言葉で、背中で教えてくれた人生の大先生です。

話がそれましたが、私がフーレセラピーを何の迷いもなくして始めたのも

何よりも父のことを思う気持ちがそうさせたのでした。

トビウオのように元気いっぱいだった父が寝込むようになってからは、

私は何かと心を癒す方法を考えました。そこで毎日欠かさず下肢、

足裏、腕、頭などをやさしく丁寧に揉んであげると、リラックスして

深い眠りに入っていったのです。

「あんがと」の言葉は今でも耳にこだまします。

横になっているのが多い日が続くとなかなか熟睡しづらいのですが、

とても気持ちよく寝てくれました。

同時に私の身体は時を重ねるうちに、衰弱といっても過言ではないくらい

疲労が蓄積して、気力も体力も限界を感じていたころ、フーレセラピーに

出会ったのです。

まさに一期一会。

大切な出会いでした。

私は父に与えられた時間、寿命を感じ取っていたので、このフーレセラピーが

自己流ではなく本格的に、自分自身も大事にしてやっていけるものだと確信

したのです。

これからも沢山の方々にフーレセラピーで健康、美しさを与えられたら幸せです。

私が敬愛してやまない星野仙一さん、日野原重明さん、韓国俳優の

イ・ビョンホンさんには生き方に深く強い心の美、気品を感じます。

一歩でも二歩でも近づき、見事は花を咲かせたいものです。